選手コメント2
髙木 城治(Joji Takaki)
所属:京都産業大学
自分たちがいま一番日本代表に近い存在なんだと改めて実感しました。(代表関連の)スケジュールが出た時に自分の名前が挙がっていたら嬉しいので、いつまでメンバーに入れるか、というのは緊張感を持ってやっています。日本代表に選ばれたい、という気持ちは強くなってきています。
パシフィック・チャレンジを振り返って、アタック面をエディーさんに褒めてもらいました。ポテンシャルを持っていると言われたので、伸ばしていきたいです。
ですがフィットネスやディフェンスはまだだ、と。ディフェンス面ではラインブレイクされた所で、いかに自分が早めに一対一で仕留められるか、という反省を受けました。大学に帰って、ディフェンスの技術面やフィットネスを向上させていきたいと思います。
代表に近づくにつれて、自分もレベルアップしないといけない、と「上を目指そう」とメンタルチェンジをしてきました。日本代表として恥じないプレーをしなければいけないと意識しています。
田島 貫太郎(Kantaro TAJIMA)
所属:明治大学
このプロジェクトメンバーに選ばれたことは驚きでした。大学トップレベルの選手が揃っているので、僕もしっかりしなければいけない、とモチベーションになりました。
エディーさんからは「もっと体を大きくして、姿勢良く」と個人面談で伝えられています。プレー中に頭が下がりがちなので、姿勢良くとのアドバイスでした。
195cmの身長を活かしたラインアウトに強い選手になりたいですし、ボールキャリーが好きなのでもっとインパクトのある選手になりたいです。
またスーパーラグビーでプレーしたいという希望もあるので、日本代表にも選ばれたい、という気持ちもあります。
土永 旭(Asahi DOEI)
所属:京都産業大学
(ジョーンズHCからは)超速ラグビーをするにあたって大事なことは何か、と言われました。
世界と戦う上で、自分たちの体は小さい。だからこそスピードで相手を切り裂いていくこと、タックルでもしっかり下に入って、2人目はボール(の動き)を殺していくことが大事、と言われました。
僕の代では、早稲田大学の宮尾昌典や帝京大学の李錦寿ら、高校時代から注目されているスクラムハーフが多いです。正直僕は、高校の頃は代表に選ばれていませんでした。
そんな自分にもチャンスが巡ってくるのは、自分がちゃんと努力してきたことが評価されているのかな、と思うので。代表に呼ばれたからには、今後もしっかりとやっていきたいと思います。
八田 優太(Yuta Hatta)
所属:京都産業大学
(ジョーンズHCは)質問もよくされるので、しっかりと答えられるようにラグビーの勉強をしなあかんのかな、と思いました。
今日は「世界ナンバーワンの3番は誰だ」という話から、僕は「具選手」と答えたのですが、「今は違う」と返されました。ラグビーをもっと見て勉強しなければいけないと感じています。
パシフィック・チャレンジでは、海外選手のパワーに対してパワーで勝つことができました。日本人相手にはテクニックも絡むのですが、真っ向からのパワー勝負にも戦えたことが自信になりました。
福田 大和(Yamato FUKUTA)
所属:帝京大学
(大学1年生から唯一プログラムに招集され)率直に嬉しかったです。1年生だから、というのは関係なく、自分ができることをしっかりやろうと思いました。
日本代表になることは自分の目標でもあるので、今日は良いトレーニングができたと思います。高い精度やクオリティが求められるので、意識やマインドセットを継続して成長していきたいです。
ですがフィジカルではまだ全然足りていないので、フィジカルレベルを上げていきます。今年は体づくりと、怪我をせずにシーズンを戦い続け、チームに貢献することが目標です。
自分も日の丸を背負って世界と戦いたいので、そこに向けて練習していくだけです。
本橋 尭也(Takaya Motohashi)
所属:帝京大学
U20日本代表では、3月に行ったリーグワンとの練習試合最初の2試合をスタンドオフとして、それ以降は12番のポジションでプレーしています。
スタンドオフではボールの近くから周りに指示をするのですが、12番はもう一歩下がった所で、また違う角度からFWとコミュニケーションを取る必要がありました。
パシフィック・チャレンジでのサモア遠征では、慣れない環境の中、オーバーエイジの選手たちが主にリーダーシップを取ってくれたのですが、自分も3月のリーグワンとの練習試合で2試合ゲームキャプテンを務めた経験を活かすことができたと感じています。
矢崎 由高(Yoshitaka Yazaki)
所属:早稲田大学
指導者が変わると指導内容も変わるので、新鮮な練習でした。これまでのラグビーキャリアの中では聞いてこなかったアドバイスをもらえるので、「そうだよな」とプラスに感じています。
例えばタックルに入る時の手の向きや、サポートにつくコース取りを今日は教えてもらったのですが、「なるほど」と感じました。意識しないことを教えてくれる、それが僕たちにとってはすごく有意義なことだと感じます。少ない人数で個人にフォーカスして見てもらえるので、いい機会です。
エディーさんからは「日本代表入りのチャンスはある」とミーティングでも何度も言ってもらえました。どう日本代表になっていくか、ということも話しました。
早く第一線で戦うことが目標ではあるのですが、それまでの過程が明確にあるかと言われたらそうでもなくて。まずはU20日本代表候補としてのニュージーランド遠征にしっかりと最後まで参加して、そこで良いパフォーマンスをし続けることでエディーさんに評価して頂き、フル代表というステップだと思っています。常に自分のベストのパフォーマンスをし続けることが一番の近道ですし、今やろうとしていることです。
エディーさんは「ラグビーが好きなんだろうな」と思います。誰よりもラグビーが好きで、気付いたらサモアにいて、パシフィック・チャレンジでも当初予定されていた第2戦・フィジー戦だけでなく、第3戦のトンガ戦までいらっしゃいました。
そういう部分でも「本当にしっかりと僕たちを見てくれている、日本ラグビーのことをしっかり考えてくれているんだな」と感じます。