『3.23』の悔しさを跳ね返した東福岡「俺たちが主役」。御所実は人間形成に力を、東海大相模は「良いラグビーを教えてもらった」|サニックスワールドラグビーユース交流大会2024 大会2日目

4月28日に開幕した、サニックスワールドラグビーユース交流大会2024。

大会2日目には男子15人制で予選リーグ8試合が行われた。

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男子15人制・予選リーグ2日目 試合結果

10:00/スタジアム

プールA
トルロ カレッジ(イングランド)17-25 大分東明高等学校(大分)

大分東明高校

激しい雨が降り続け、グラウンドの至る所で水しぶきが上がった一戦。

「今日のコンセプトは、敵陣でずっと戦うことでした」と話すは白田誠明監督。

言葉どおりロングキックを多用しながら、終始テリトリーを優位に進めた。

「プランを守ってくれました」と笑顔を見せる。

ゲームメイク力高く、やりたいラグビーがはっきりと伝わる50分間を過ごした。

好調の要因を問えば「大舞台が、この子たちは好きなんです」と白田監督は笑う。

大舞台が用意されていること。

大舞台の中で、いろんなことを試せること。

フィジーからの留学生を擁する 大分東明にとっては、「365日毎日が国際交流(白田監督)」。得意分野なのだ。

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今大会のテーマに、「自分たちのコンセプトをもってゲームメイクすること」を掲げる。

前日のミーティングでは、翌日にどういう軸を持つか白田監督が選手たちに伝え、実際にどう組み立てるかは選手たち自身が話し合っているという。

次戦は、今季の全国選抜王者・大阪桐蔭戦。

どんな50分間を組み立てるか、注目だ。

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10:00/フィールドB

プールA
ウィントフック ジムナジウム(ナミビア) 5-50 大阪桐蔭高等学校(大阪)

大阪桐蔭高校

第25回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会で優勝し、今季の日本チャンピオンとして参加している今大会。

「海外のチームは日本と全然違うプレースタイル。どういうアタックをしてくるのか分からないので、どれだけディフェンスにコミットできるか。僕たちが経験値を得るために、ここに来ました」と話すは、名取凛之輔キャプテンだ。

これまでに、イングランド、そしてナミビアチームとの対戦を終え、そのコンタクト強度に海外勢特有の重たさを感じている。

「イングランドのプロップにタックルへ入ったら、足に手が回らなかった。パックできんかったです。モールでも上から被られて、長い腕を掛けられてしまいました。ブレイクダウンの圧も、やっぱりフィジカルの差だな、って」

イングランドのルースヘッドプロップ、ジョシュ・マン選手はU19イングランド代表。世界レベルを、肌で感じた。

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これで2連勝。

予選最終日には、同グループで2連勝同士の大分東明と、1位通過を懸けた決戦が行われる。

「僕たちは変わらずにチャレンジャー。大分東明さんに自分たちのラグビーを表現できるように、みんなで声を掛け合って良いウォーミングアップをしたいと思います」

グラウンドに立つ15人全員が同じ方向を向き、体を張り、「50分間フルファイトしたい」と意気込んだ。

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