日本勢同士の対決は「チャレンジ」の連続。2年生は道を切り拓き、春の王者は「バテるまで楽しむ」|サニックスワールドラグビーユース交流大会2024 大会3日目

13:20/スタジアム

プールA
トルロ カレッジ(イングランド)22-10 ウィントフック ジムナジウム(ナミビア)

13:20/フィールドA

プールA
大阪桐蔭高等学校(大阪)27-7 大分東明高等学校(大分)

大阪桐蔭

「バテるまで楽しむ」が、大阪桐蔭フォワード陣の合言葉だ。

「今年は真面目な子が多いんです。派手な選手がいないので、グラウンドの中で真面目な表現ができる子が多くいます。だから『60分間、バテながらラグビーしよう。バテながら力をつけよう』と伝えています」

そう話すは、綾部正史監督。

ラックでは相手より低く入り、乗り越えていくこと。

ボールを持ち込む時の寝方を一つとっても、次の攻撃の妨げとならないような寝方をすること。

基本的なプレーを真面目に表現できるんです、とつけ加えた。

「それにプラスして、今のラグビーはハードワークしないといけない。だから『バテよう』に繋がります」

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「1人のFWとして、FWのチームにいきたかった」と大阪桐蔭の門をくぐったのは、4番・廣岡凜太郎選手。

「僕たちはFWからラグビーを作るチーム。体を張って、バテるまで楽しんでいます」と笑顔を見せる。

大阪桐蔭は、今季最初の全国大会で優勝を果たした。

これまでの1ヵ月間をチャンピオンチームとして過ごしてきたが、変わったことは何もない。「いつもどおり」と廣岡選手は話す。

変わらない強さを見出す一方で、ラグビー面では成長を続ける。

今大会ではフィジカルの強いチームとの3試合を戦い抜き「接点が強くなった」ことを感じ取る。

「バテるまで楽しめています(廣岡選手)」


廣岡選手について、綾部監督は「強いキャリーをしてくれる。経験値を上げていったら、面白い選手になると思う」と話す

大阪では現在、大阪高等学校総合体育大会ラグビーフットボールの大会期間中。

綾部監督は「怪我のないよう、登録メンバー30名それぞれに良い経験を積ませたい」とメンバー編成を心掛ける。

今は、自分たちのラグビーにこだわりを持たせながら、メンバー層を厚くする時間。

日本勢初の世界一を目指し、3日にはサウスランド ボーイズ ハイスクール(ニュージーランド)と対戦する。

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大分東明

この日、ゲームキャプテンを務めたのはNo.8尾形仁選手。

バイスキャプテンとFWリーダーを兼任する。

試合中、何度も仲間に声を掛け、何度も仲間の背に手を当てた。

そのコミュニケーション力がひと際目に入ったが、しかし白田誠明監督は笑いながら「もっとコミュニケーションが取れたらいいな」と話し掛ける。

自身も笑いながら「口下手なんです」と言った。

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プレーは一級品。

いつでも強い。いつでも頼りになる。いつでも、ボールを前に運んでくれる。

「僕は口が上手くないので、プレーで、背中で示したい」と気合いを入れる。

長崎県出身の尾形選手は、小学1年生の時にラグビーを始めた。

中学生の頃には様々な高校へ練習見学に出向いたというが「大分東明が一番楽しく練習できた」と入学を決意。

「みんな上手いし、フィジー人も強い。毎回の練習がバチバチで楽しいです」と笑顔を見せる。

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大会3日目にチャレンジした相手は、春の日本王者。

1トライは奪ったが、やっぱり壁は高かった。

「フィジカル、規律、スキル。全ての局面で負けたな、と思いました」

全国選抜大会を終えてからの1ヵ月間、チーム全員で激しい練習を積み重ねてきた。

だが、まだ足りないと知った。

日本一を超えるためには、もっとバチバチが必要。

「いかに練習で全力を出し切れるか」と更なるレベルアップの必要性を認識した。

「まだまだ僕自身も、チームも足りない。日本一のチームと対戦して、負けて、悔しいです」

力を入れてきたスクラム。大事なシーンで押し負け、流れを作れなかったことが悔しかった。

大分東明は予選リーグを2位通過。

3日には御所実業と対戦する。

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