コミュニケーションの急成長。矢崎由高、2戦連続の先発&初のフル出場|リポビタンDチャレンジカップ2024

2024年6月29日。

夏夜に行われたリポビタンDチャレンジカップ2024 マオリ・オールブラックス戦で、早稲田大学2年・矢崎由高選手はJAPAN XVの一員として、フル出場を果たした。

試合前に行われたマオリ・オールブラックスのハカでは「相手の目を見て、自分たちから戦う」ことを示すため、視線を逸らさない。

「迫力はありましたが、それ以上に横にいる味方が心強かったです(矢崎選手)」

左隣には、同い年の森山飛翔選手(帝京大学2年)が肩を並べた。

プレー中に張り上げた最後尾からの声は、メインスタンドの最上段までゆうに届いた。

プレーが止まれば、何度も周囲と言葉を交わした。

内側の13番・長田智希選手、そして外側の14番ヴィリアメ・ツイドラキ選手。代わる代わる足を運び、コミュニケーションを図った。

矢崎選手は言う。

「イングランド戦を経て、コミュニケーション量を増やすことを意識しました」

1週間前から大きく変わったその姿に、グラウンドレベルで試合を見ていたエディー・ジョーンズHCも「バックスでのコミュニケーションも非常に良かった。矢崎は見るからにイングランド戦よりも成長した所が多く見られました。マオリ・オールブラックスという情熱がありプライド高く、フィジカルの強いチームを相手にも恐れることなく、ひるむことなく対戦していました。成長目まぐるしい。このまま成長をし続ければ、非常に良いプレイヤーになると信じています」との評価を寄せる。

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この試合では、ランメーターも多く稼いだ。

前半17分。マイボールスクラムの後方少し左にポジションを構えると、スクラムハーフから直接ボールをもらい、そのまま左サイドをおよそ40mを駆け上がった。

「スペースが空いたから行った、に尽きます。それが自分の仕事で、自分に求められていること」とクールに捉える。だが同時に「捕まった後、もっとよくできたところはたくさんあった」と反省も忘れない。

前週、マイボールスクラムから直接供給された回数はゼロ。ボールをもらうことに課題を覚えたからこそ、ここでも一つ、成長を遂げた。

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試合を終えると、ジョーンズHCは矢崎選手を呼び止めた。

試合中のポジショニングや、まだまだハードワークできることがその場で直接、矢崎選手に伝えられる。

「桜のジャージーを着させてもらっていることに感謝しています」

齢、ハタチ。のびしろ満載だ。

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