準々決勝カードが決定。仰星×東福岡の『花園定期戦』と大阪桐蔭×桐蔭学園の『桐蔭頂上決戦』、國栃×智翠館の『今季4度目決戦』に大分東明×常翔は『初対決』|第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会

大阪府・東大阪市花園ラグビー場で開催中の第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会。

1月1日までに計43試合が終了し、ベスト8が出揃った。

試合後には準々決勝の組み合わせ抽選会が行われ、1月3日の対戦カードが決まった。

&rugbyを応援する

第1試合

10:30キックオフ
大分東明高等学校(3大会連続5回目の出場)
×
常翔学園高等学校(2大会ぶり42回目の出場)

大分東明 白田誠明監督

全国大会の舞台で楽しいです。(初のベスト8だが)特に何もない。それこそ1回、(高鍋と同点で)終わっているので。エンジョイラグビーで頑張ろう、と言ったら今日はエンジョイしてくれました。

大分東明 石川波潤キャプテン

(常翔学園とは)ルーキーズカップで対戦したことはあるが、Aチーム同士の対戦はありません。今日、(國學院久我山に対し)フィジカル勝負を挑んで圧倒したが、常翔学園さんは数段上のレベルだと自分たちも理解しています。だから自分たちも数段上に行くだけです。

明日の練習でしっかりもう一回、みんなでまとまって。フィジーに頼るとか、ランナーに頼るとかいうことではなく、FWは真っ向勝負でバチバチに戦って、そこで圧倒出来たらなと思います。

常翔学園  白木繁之監督

どこがきても真っ向勝負でいきます。

広告

第2試合

11:55キックオフ
東海大学付属大阪仰星高等学校(6大会連続24回目の出場)
×
東福岡高等学校(25大会連続35回目の出場)

東海大大阪仰星 湯浅大智監督

どこの高校さんと戦うとなっても、花園で戦うということに特別感があります。ですが東福岡さんには色々な歴史がある中で、成長させていただいたチームなので感慨深いなと思います。

(菅平合宿での練習試合ではスコアで大きく上回ったが)あの時は、ゲームの中身やレフリングなどの兼ね合いの中、自分たちがハマったのかなと。ただ、夏は夏なので、花園の東福岡さんとは別物ですから。自分たちも一生懸命良い準備をしたいと思います。

東福岡 藤田雄一郎監督

(東海大大阪仰星との試合は)花園での定期戦。2回戦、3回戦と第3グラウンドでの試合が続いていた。第1グラウンドで彼らがグリーンジャージーを着て躍動する姿を見て、小さい子たち、特に小学生・中学生がワクワクしてくれたらなと思います。

東福岡 古田学央キャプテン

(東福岡 対 東海大大阪仰星の試合は)ずっとテレビで見ていた世代。花園の第1グラウンドという憧れの舞台で、仰星さんと試合ができることが楽しみです。ベスト8の試合で山場を迎えますが、1試合でも多く試合することが目標です。

広告

第3試合

13:20キックオフ
大阪桐蔭高等学校(4大会連続18回目の出場)
×
桐蔭学園高等学校(2大会連続22回目の出場)

大阪桐蔭 綾部正史監督

やっぱり当たったな、と。桐蔭学園がいるから、僕たちもラグビーができる。そういう感じです。

公式戦3度目の対戦ですが、過去2回は気にしません。全くの互角です。

桐蔭学園 藤原秀之監督

選手は一番やりたかった相手でしょうから。こういう所で対戦できるのは有難いです。

(花園3試合目で)互いに一番良いコンディションで戦えるのではないでしょうか。うちは胸を借りる感じ。圧倒的に向こうの方がFWもBKも勝っている所が多いでしょうから、そういう中で何が通用するのかチャレンジしたいなと思います。

桐蔭学園 申驥世キャプテン

大阪桐蔭を倒さないと優勝できないので、どこかで当たるだろうなと思っていたのですが、1月3日にベストなコンディションでできる。全国選抜大会で負けて、サニックスワールドユースで負けて、やり返したい想いは全員ある。ここはやるしかない。今まで積み上げてきたものを信じて、自分たちの強みを出して、自分たちはチャレンジャーとして挑んでいきたいなと思います。

フィットネスと繋ぎのところ、ボールを動かすところを出して上回ります。ただ今日は繋ぎのところでミスが出てしまったので、繋ぎ切って取り切る所をもっと詰めていきたいです。

広告

第4試合

14:45キックオフ
國學院大學栃木高等学校(25大会連続30回目の出場)
×
石見智翠館高等学校(34大会連続34回目の出場)

國學院栃木 吉岡肇監督

リベンジという言葉を使いたくないけれど、同カードというのはチャンスを頂いたということ。選手たちには頑張って欲しいですね。

國學院栃木 笹本直希キャプテン

春の全国選抜大会で敗れてしまった石見智翠館高校さんと、もう一回できるというのは光栄です。

花園は1日しか休みがない中、選手たちもきついと思いますが、自分たちがやるラグビーは最初から決まっているので。少しは対策しますが、自分たちのやることは決まっている。精一杯頑張ります。

石見智翠館 原田崇良バイスキャプテン

(國學院栃木との対戦は)今年4戦目。僕たちの方がチャレンジャーという気持ちを燃やして、最後の最後まで戦って倒したいと思います。

(3回戦でキャプテンの祝原久温選手が負傷交代したが)僕たちが久温を日本一にするんで。自信を持って、久温がいなくても自分たちの智翠館のラグビーを貫き通したい。久温が居なくなったら僕がキャプテン代理になるのですが、全員がキャプテンという意識を持ってやってくれると思う。(仲間を)信頼して頑張ります。

広告