&rugby、はじめました。

開設にあたってのご挨拶

なぜ、これほどまでにラグビーの虜になるのか。

 

ふと、自分でも考えることがある。
出てきた答えは単純で、「ばからしい」ということだ。

 

少々乱暴な物言いになってしまったが、わたしがラグビーを好きな根本的理由は

でっかいヒトたちが、小っさいボールを体一つで必死に守り抜く姿

にある。それを一言で表したのが、ばからしい、だ。

 

なんてばからしくて、愛おしい競技なのだろう。

 

ラグビーを仕事にしようと思ったきっかけ

はらだゆりこ
&rugbyにご訪問頂きありがとうございます。
わたくし、&rugby創設者の「はらだゆりこ」と申します。
本サイトをはじめるにあたり、ラグビーに魅了された自身の自己紹介と、&rugby開設にあたっての想いをお話させてください。

 

そもそもラグビーを仕事にしようと思ったのは、今から約3年前の28歳の時。その頃のわたしは、所謂大手メーカー勤務であった。

本田宗一郎という人間に魅了され入社した本田技研工業株式会社。6年目ともなれば、ある程度裁量ある仕事を任され、毎日が必死だった。
一方で、昔から好きだったラグビーへの想いを捨てきれなくなったのも丁度この頃。
会社が保有するラグビーチーム『Honda HEAT』に異動させてほしい、と数度に渡って上司と交渉していた。

「ラグビーがあることで幸せになる人を増やしたい。ラグビーがあることで、家族の形を豊かにしたい。」
根底には、そんな想いがあったと記憶している。

「一度きりの人生。やはり大好きなラグビーに携わる仕事をしよう。」

30歳を目前に腹を括ったわたしは、「今回の異動交渉が上手くいかなかったら会社を辞める」と当時の上司に申し出た。2017年12月のことだった。

 

年が明け、2018年1月末。先方から返ってきた答えは「NO」。

 

翌日、上司に退職届を提出した。もちろん、次の働き口は見つかっていない。

昨日、会社辞めてきました

翌年に控えしラグビーワールドカップ2019に向け、「わたしも何かしたい」と漠然と考えていた。

ありとあらゆる転職エージェントに登録したり、ラグビー協会のホームページで採用欄を確認したり。
そんなある日、Googleで「ラグビー 採用」と検索し、2ページ目で見つけたのが熊谷市の職員採用情報だった。

 

『ラグビーワールドカップ2019開催に伴う、熊谷市ラグビーワールドカップ2019推進室の任期付き職員募集』

 

迷わず応募した。

 

最終面接日、奇しくも前日がHondaの最終出社日だったわたしの一言目は

「昨日、会社辞めてきました」

 

後に上司となる面接官に、「面接でそんなこと言う人は初めてだ」と言われた。
そりゃそうだ。
でもそれくらい、わたしにはラグビーの未来しか見えていなかったのだ。

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