準決勝 深谷v浦和【第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選】

試合後のコメント

深谷 山田監督
「最後、浦和の猛攻にもペナルティぜず守り切れたのは、この試合を通して浦和に成長させてもらった点。セットプレーで徹底すべき所が明確になったので、1週間で修正したい。

昨年は、16年続いた県大会決勝進出を途切れさせてしまった。その責任を感じながら強化してきた今年1年です。決勝戦ではチャレンジャーとして川越東に挑み、深谷の強みを力強く発揮したい。」

深谷 須藤キャプテン
「しっかりフォワードで止めきれたことが勝因。2年ぶりの決勝は、しっかり落ち着いて臨みたい。川越東を分析し、自分たちは何をすべきか、もう一度考えたいと思う。」

浦和 山本監督
「五分五分の試合だった。みんな最後取り切れると信じていたが、FW戦になった時のオプションを練習し切れていなかったことが悔やまれる。

プレイスキッカーの13番・金田緑選手は、毎日残ってキック練習をしていた。前半ど真ん中のコンバージョンを1本外してしまい、責任を感じてハーフタイムに練習をしたんだと思う。(結果的に2点差での敗戦となったが)この試合、彼の素晴らしいタックルに助けられた部分はいっぱいある。」

浦和 山際キャプテン
「後半のラストトライ、キックパスのバウンドを見て、流れは絶対浦和にあると思った。今日はバックスがずっと強気の選択をしてきてくれたので、フォワードは体力だけでなく気持ち的にもだいぶ回復することが出来た。

敵陣22mに入ったらFW勝負、と決めている。深谷のラックに対するプレッシャーが凄かったので、焦ってポンポン球出ししてしまうと捲られると思った。1つ1つ確認しながら、安心してサイン出してやろう、と声を掛けていた。FWで絶対取り切ってやる、と思ったが、取り切ることが出来なかった。

(進路については)1学年上の松永先輩とマッチアップできる大学を目指しています。」

最後のノーサイド

浦和 山際キャプテンから、仲間に向けてのメッセージ
「浦和でラグビーがしたくて、宇都宮から引っ越してきた。勉強もラグビーも手を抜かず花園に出る姿が格好良くて、憧れた。

今日出場した3年生は、全員初心者。よく自分の嘘に惑わされて、ラグビー部に入ってくれた。マネージャー含め3年生15人、3年間一緒にラグビーしてくれてありがとう。良い仲間を持った。」

浦和 山際キャプテンから、決勝に進んだ深谷に向けてのエール
「1年生の時に深谷に負けてから、自分の代で深谷に勝つことが目標だった。だけどやっぱり深谷は強かった。負けた自分たちが言うのもおこがましいが、浦和の分まで花園に行って、シード校を倒してきてほしい。」

深谷 須藤キャプテンから、浦和へのエール
「浦和のモールを止めきれたこと、この点差で勝ち切れたことは大きな自信になった。川越東にも勝ち切ります。」

 

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