【2020年シーズン】記憶に残る1ページ<大学生篇>

記憶に残る瞬間

大学選手権準決勝、ラスト5分の明治大学・箸本龍雅キャプテンの表情

後半36分過ぎ、敵陣深くでスクラムを組む直前。秩父宮ラグビーの大型スクリーンには、何度も何度も箸本キャプテンの表情がアップで映し出されました。

取材ノートには、こう記しています。

『スクリーンに映し出された箸本キャプテンの表情が、優しくて柔らかくて。時間を惜しみながら戦うかのような。そんな姿が映し出された。』

99%負けが確定した時間帯。紫紺をまとうのがこれが最後だと理解し始めた時間帯に、果たしてどれだけの人がこんな表情を出来ようか。

正直、今思い返しても涙が出てきます。

試合後、箸本キャプテンは言いました。

「4年間を振り返っていた。明治でグラウンドに立たせてもらって、自分を成長させてもらえた。明治大学に感謝という気持ちが強かった。応援してくださった皆さんに、そういう(泣いた)顔を見せたくなかった。最後まで自分らしさを貫くことを意識していました。」

このスピリットは、しかと後輩たちに受け継がれるはずです。

「ノータイムのスクラム選択」明治v天理【第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準決勝】

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