東京オリンピック・女子ラグビーの初戦の幕が開くまで、今日であと142日ーーー
7月29日に控えしその日に向け、長期合宿を重ねているサクラセブンズ。
弘津・松田・永田3選手のオンライン合同インタビューの模様を、お届けします。
弘津悠選手
ーーラグビーをはじめたきっかけは、やはりお父様が関係しているのでしょうか
父(英司氏、元日本代表)の影響で兄がラグビーを始めたので、兄の練習を見に行っているうちにラグビーをはじめました。最初はタグラグビーだったのですが、次第にラグビーに代わっていきましたね。
中学・高校とバスケットボール部に所属していたので、平日はバスケに土日はラグビー、という日々でした。
ーーどのタイミングでラグビーに絞ったのでしょう
そもそもバスケットボールをはじめた理由は、ラグビーに繋がるから。ラグビーするんだろうな、という意識でいました。代表合宿に呼んで頂いてからは、ラグビー一本に絞っています。
ラグビーを楽しむ
ーー昨年末にヘッドコーチが交代して以降、チームにどのような変化がありましたか
考え方がポジティブになっているな、と感じます。もちろん勝利を目指しますが、ハレHCはそれだけじゃなくて「ラグビーを楽しむ」というメンタルを教えてくれています。
例えばワールドシリーズでなかなか勝てない理由を、わたし自身これまで全て練習内容に矢印を向けていたのですが、それが「ラグビーを楽しんでやらないと結果についていかない」という考え方に変わってきました。しんどい時も、ただしんどいのではなく「自分が成長できる機会だから頑張る」と考えられるようになって。ちょっとの考え方の違いですが、ポジティブなことだと感じています。
ーー今年に入って、長期合宿が続いています。今合宿のテーマを教えてください
オリンピックが近づいていることもあり、各自の強みを伸ばすだけでなく、チームとして実践的なレベルを上げていく、というのがテーマです。毎週金曜日には試合形式の練習をしています。
【女子セブンズ】
2月14日~26日まで行われた宮崎県延岡市での強化合宿🏃♀雨天となった最終日は、チームを3つに分けて4分の試合を6本続けて行いました。レフリーは関西協会の神村英理さん✨合宿レポートはこちら▶https://t.co/pUTq61oweb#sakura7s #IMJAPAN #Tokyo2020 #世界一楽しもう pic.twitter.com/v9D7a0X2K2
— 日本ラグビーフットボール協会 (@JRFUMedia) March 4, 2021
ーーご自身のテーマはあるのでしょうか
たくさんありますが、コロナ期間を経て「楽しむこと」がすごい大事だと感じました。楽しむこと=楽(らく)ではなく、きついこと自体も楽しんで成長できるチャンス、というメンタルを持つということを自分の中で大事にしています。
ーー改めて、弘津選手にとってオリンピックとはどのような存在でしょう
小さい頃からの憧れの舞台。もちろん出たいという気持ちで日々練習していますが、最近はオリンピックまでの過程も大事にしたいな、とも思うようになりました。オリンピックだけが全てじゃない、という気持ちでやることも大事だと思って。
とは言っても、オリンピックはもちろん出たいですし、目標です!