5月8日土曜日、埼玉・熊谷ラグビー場で行われたジャパンラグビートップリーグ・プレーオフトーナメント準々決勝。
キヤノンイーグルスと戦ったパナソニック ワイルドナイツは、32-17と勝利。見事、3年ぶりのベスト4進出を決めた。
「堅樹はスペシャル」と対戦相手の田村優キャプテン。後半25分には、80メートルを駆け抜けトライを決めた
得意とするディフェンスから流れを掴み、前半から得点を重ねたのはパナソニック。スクラムとブレイクダウンでペナルティを奪うと、ペナルティゴールも選択しながら前半を20-3で折り返した。
しかし後半は一転、キヤノンが先制トライを奪う。準備をしていたプレーを次々と発揮したキヤノンは、後半27分にはキックオフから強いキャリーで陣地を押し広げると、12番・南橋選手がノーホイッスルトライ。この試合、2トライ目を決めた。
だが反撃もここまで。
花園への切符を手にしたパナソニック ワイルドナイツは、来週15日、準決勝でトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦する。
記者会見の最後、キヤノンの沢木敬介監督は「面白かったでしょ、うちの試合」と笑みを漏らす