おしゃれで、かっこいい。
白と黒でまとめた、シンプル且つ清潔感を感じさせる統一感。
そして何より、繰り返し発せられた「ファミリー」「巻き込む」という言葉を体現したような会場の雰囲気。
リコーブラックラムズ改めブラックラムズ東京は、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEの概要が発表されたわずか4時間後に、新リーグ参入記者発表会を開いた。
多種多様な個性が集まるブラックラムズ東京。
漆黒のカラーは、そんな個性が一つにまとまり、チームのアイデンティティとなった様を現している。
新チームでは、ヘッドコーチとキャプテンを一新。
西辻勤ゼネラルマネージャーは「彼にこのチームを任せたいと思った」からピーター ヒューワット氏をヘッドコーチに選び、ヒューワットHCは「価値観が同じ。2人とも、勝ちたいという気持ちが大きい」から武井日向選手をキャプテンに選んだ。
シーズンはまだ始まっていないというのに、チームの雰囲気・連携は抜群だ。
「新リーグに新チーム、初めてのキャプテン。責任を感じていますが、楽しみだと思いました。
一貫性を持って1年間取り組むことが大切になる。勝つためのマインドを行動で示し、一方では色んな人に任せながら、一貫性を大切にやっていきたいです。」
大卒2年目でキャプテンを任されることにも、プレッシャーはない。
前年度からアシスタントコーチとしてチームに加わったピーター ヒューワット氏は、自身のキャリアで初めてヘッドコーチの座につく。
「サントリーにいた頃は、リコーは対戦したくない相手でした。いつもタフな戦いを強いられるので。だからこそ、来てみたいチームでもありました。
これからは習慣の所を少し変えていくこと、そして良い選手が揃っているので彼らが輝けるようなプログラムを準備することが大事になると思います。」
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