リポビタンⅮチャレンジカップ2021 日本代表 vs オーストラリア代表の一戦を翌日に控えた10月22日、試合会場となる昭和電工ドーム大分でキャプテンズランが行われた。
記者会見と併せて、試合前日練習の模様をお伝えする。
日本代表
中村亮土 選手
バイスキャプテンになったからといって、あまり変わらない。日本のゲームプランについては、ボールインプレーの時間を増やすことはもちろん目標としている。明日の試合を楽しみにしていてください。
――ワラビーズの印象について
スキルが高くフィジカルも強いが、なによりラグビーの理解力が高い。相手の隙をついたり、ちょっとした所を突くのが上手いチーム。良い両センターが揃っているが、日本代表も良いバックス、強いFWが揃っている。僕はワラビーズより日本代表と試合する方が嫌だな、と思う。
――スタンドオフとして先発する松田選手に期待すること
(田村)優さんが出ている中で、やっと出番がきたチャンス。彼が思いっきりプレー出来るように、余分なストレスを排除して良い環境出きるよう、コミュニケーションの所をサポートしたい。
流大 選手
先発で出ることには責任がある。覚悟を持って挑みたいし、期待してくれているコーチ陣の期待に応えたいと思う。
僕の役目は、FWを動かすこと、ゲームプランを遂行すること、声を出してチームをまとめること。(松田)力也とは毎日、こういう状況に陥ったらこうしよう、というゲームプランの確認をしている。長く一緒にプレーしているので、お互いのやりたいことは分かっている。今日もこれからコーヒーでも飲みながら少しだけ確認しようと思う。
地元・九州での試合ということもあり、家族が応援に来てくれる。みなさんに成長した姿を見せたいし、ラグビーを楽しむ気持ち、国内で代表戦が出来ることを何よりも楽しみに明日はラグビーをする。
――松田選手の良さをどう生かしていきたいか
ランニングが良くラインブレイクも狙うし、思い切りの良さが魅力。力也が自信を持って出来るように、特にFW周りは僕がコミュニケーションを取っていきたい。
――ハーフ団としてのテーマは
日本がやるべきラグビーは、テンポの速いラグビー。それを引っ張っていきつつ、どのエリアで戦うか理解して正しいエリアで戦うようにコントロールすることがハーフ団の役目だと思っている。
庭井祐輔選手
3年ぶりの日本代表としての試合。緊張と楽しみでいっぱいです。今回(結果が出なければ日本代表が)最後になるという気持ちで臨んでいる。良い準備が出来、僕自身もチームも充実していた。
――会場の芝について
ここは天然芝。今日スクラムを組んだが、ハイブリッド芝に比べると捲れ易いという印象。
ーー今合宿から2勤1休サイクルになったことについて
個人的にはオンオフがしっかりしていたこと、きっちり休めたことは良かったと思う。自分たちでレビューしながら選手たちで話をすることが出来た。具選手と同部屋なので、スクラムの映像を見ながら対策している。強い相手だが勝ちたい。
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