伝統の慶明戦は明治が制す|関東大学対抗戦グループA|第6週|慶應×明治

慶應:黄黒ジャージ、明治:紫紺ジャージ

The Side of 慶應大学

試合後、選手たちが口々に話したのは「想像以上にプレッシャーを受けた」ということ。

ブレイクダウンで受けてしまい、テンポが出せなかった。あそこまで圧力を掛けてくるとは想定しなかった、と続けた。

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マイボールラックがいつの間にか相手ボールになっている、そんなシーンが度々あったこの試合。

その答えが、冒頭なのだろう。

それでもボールを持てば、力強い山本凱バイスキャプテンのランに、自らチャンスメイクしたプレーで生まれた13番・鬼木崇選手のトライ。

タイガージャージのプライドは、随所で垣間見えた。

今季スクラムハーフにもチャレンジしている山田響選手。この試合はフルバックとして先発出場した。

しかし途中からスクラムハーフのポジションに入るなど、フレキシブルなポジション変更もいとわない。今後もチームのバランスと対戦相手を見ながら柔軟に対応していきたい、と栗原監督は言う。

明治に取られたトライは全部で6つ。

それでも奪った3トライに意味がある、と監督は口にした。

「練習でチャレンジしても取り切れなかった形でトライを奪えた。ハイプレッシャーの中で出来たことは収穫」と素直に喜ぶ。

ただ、これから続く早稲田・帝京戦に勝つには被トライ数を最小限にしなければならない。

「ロースコアに持ち込むディフェンスが重要。相手にプレッシャーを掛けないとミスも生まれない。コネクト(横との繋がり)は意識したが、前へのプレッシャーをもう少し準備したい。(栗原監督)」

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