伝統の慶明戦は明治が制す|関東大学対抗戦グループA|第6週|慶應×明治

The Side of 明治大学

ブレイクダウンでいつの間にかボールが明治側に出ている。

それ程に力強いプレッシャーを、最前線で掛け続けた。

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この日11番でフル出場した石田吉平選手は、4トライを記録。

ボールを受け取る時のスピードが上がり、またブレイクダウンにも積極的に頭を入れ、ラグビー選手としての幅を広げた。

しかし本人は「悪い所が目立った試合」と反省の言葉を口にする。

自分たちが得点をした後の円陣でも「もう一回スタンダード」「ノーペナ」「こっから!」「集中!」と気を引き締める声を飛ばす明治フィフティーン。

14番の秋濱悠太選手は堂々とした立ち振る舞いで、ルーキーさを感じさせない風格をまとう。

2番・田森海音選手は、ハーフタイムにレフリーと話しながらロッカーに戻った。

シーズンも中盤に入り、選手一人ひとりの色が濃くなってきたようにも思う。

今季、これほどキックを多用した試合はなかった。

飯沼蓮キャプテンは「これまでキックゲームをしてこなかったので、今週は集中して準備をしてきた。キックもオプションとして使えると思えた試合」と、手応えを語る。

控える帝京との全勝対決に向け、強い武器を手に入れた。

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