東海大の一体感と、流経の涙。東海大、リーグ戦4連覇|関東大学リーグ戦1部|第7週|流経×東海

The Side of 東海大学

東海大の今季の強さを形作っている要因の一つは、間違いなく『一体感』にあるだろう。

FWの選手たちがトライをすると、離れているバックスの選手たちが毎回駆け寄ってハイタッチを交わす。

インゴールまで足を運ぶことを厭わない、心の距離が近い東海大学ジョーンズ組だ。

硬派な仕事人、横田大輝選手・12番。

仲間のトライには笑顔で駆け寄り、ひとりひとりとハイタッチを交わす傍ら、自らのトライには大喜びすることがない。

前半17分、グラウンド中央で一人抜けると、足を掴まれながらもボールを地面に置いた。

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インゴール目前でノックオンをしたチームメイトに「落ち着け」とジェスチャーを送る司令塔は、武藤ゆらぎ選手。アタック・ディフェンス両面でゲームをコントロールした。

14番・谷口宜顕選手が見せた相手陣インゴールでの強烈なタックルも光る。

「組織としてのDFにコミットする力がある選手。今日は怪我人の影響もあり途中からセンターに移ったが、嬉しい誤算」とは、監督談。


ベスト15も獲得したSO武藤選手

同じ勝ち点で並ぶ日本大学が、試合前に快勝。

勝ち点5が優勝の絶対条件となったが、ジョーンズキャプテンは「持っているものを出し切れば絶対に5点を取れると思っていた」と揺るぎない自信を胸に据えていた。

その言葉通り、試合終わってみれば52点差の大勝。

見事、関東大学リーグ戦4連覇を果たした。

 

東海大学が目指すは、初の大学選手権制覇。

「これからが大事。どれだけ追及出来るか。リーグ戦での課題を選手権に繋げ、優勝したい。(ジョーンズキャプテン)」


リーグ最多の8人がベストフィフティーンに選出

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