練習試合
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前半
東福岡ボールでキックオフを迎えると、報徳学園のノックオンから東福岡ファーストスクラム。
右に展開するが、読み切っていた報徳14番・中山雄太選手がパスカット。そのままおよそ60mを走り切り、鮮烈なインターセプトから報徳がファーストトライを奪った。
それでも「ラッキーやからな!ゼロゼロ!」と叫ぶは11番・海老澤琥珀選手
今度は東福岡の14番・馬田琳平選手がハーフウェーから相手陣5mまで持ち込むランを見せる。しかし報徳の戻りの早いディフェンスに阻まれ、ノックオン。報徳はスクラムからロングキックで陣地を中心部まで戻した。
5点を追いかける東福岡は、ラインアウトから攻撃を続ける。一度逆サイドに振り切ってもう一度戻した所、抜けた7番・中川一星選手から15番・石原幹士選手に繋がってトライ。
まずは5-5の同点に戻す。
続いてもラックから6番・大川キャプテンがピック&ゴーで縦に前進すると、これまたサポートに入りこんでいた15番・石原選手がグラウンディング。ゴール不成功で10-5、リードを奪う。
自陣でのラックから大きくボールを蹴り上げたのは、9番・ 高木城治選手。そのままタッチに出れば、50:22に。
チームメイトからは「ジョージナイス!」「ジョージ最高!」と声が飛ぶ。
その後ラインアウトから5番・岡田薫瑠選手が切り込みトライを奪えば、10番・高本とわ選手もゴールを成功させ17-5。
選抜大会1回戦でも1本、50:22を決めていた高木選手(写真中央)
「報徳チャレンジ!」「上げよう、ここ報徳!」
ペナルティから相手陣5mでのラインアウトを獲得すると、FW戦で攻め込む報徳。「FWもっと喋れ!」グラウンドから、声が響く。
しかし15番・竹之下仁吾選手までボールを回す所でボールがこぼれてしまう。その隙を見逃さない、東福岡15番・石原選手。落ちたボールをそのまま蹴り返せば、東福岡が大きく陣地を回復した。
あわや東福岡のチャンスになってしまってもおかしくない場面で、走り戻ったのは報徳12番・森田倫太朗選手。一旦ゲームを切り、落ち着けた。
「いいよ、ナイスプレー!サンキュー!」泉ヘッドコーチからも、声が飛ぶ。
報徳13番・炭竈柚斗選手は、タッチに出た際フラッグに体を当てた東福岡13番・永井大成選手に「大丈夫?」と声を掛け、自らの手を差し出した
前半最後は、報徳の時間が続く。
10番・伊藤利江人選手の縦へ強いボールキャリーから、右サイドで25番が走った。
しかし東福岡のDFに阻まれ、トライならず。
スクラムから12番、10番と繋がり、最後は内に返して5番・ 柏村一喜選手が押し込もうとチャレンジするが、残念ながら判定はノートライ。
そのままハーフタイムを迎え、前半を17‐5で折り返した。