流通経済大学
秩父宮ラグビー場に響いた、応援歌の数々。
ラグビーファンにはあまり馴染みのないその光景は、流通経済大学サッカー部によるものだった。
「今年から相互応援をするようになった。同じ授業を取っている人もいます。(原田季弥キャプテン)」
応援慣れした、まとまりのある大きな塊となった声は、グラウンドに立つ選手たちのエネルギーとなった。
後半中盤、15点差をつけられた。
だが連続トライで盛り返す。
後半ロスタイムには19番・福田拓人選手がトライを決め、10番・佐々木開選手がドロップキックでコンバージョンゴールを沈めれば3点差まで迫った。
だが、ここで及ばずノーサイド。
リーグ戦を2位で終えた。
「ひとつのミスが1トライに繋がります。そういう所を修正してないと、大学選手権では簡単にはいかない。(池英基監督)」
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流通経済大学は今年、大学のロゴマークを一新。ラグビー部もそのロゴをあしらい、伝統カラーであるRKUレッドとRKUブルーを基調としたジャージーに刷新した。
馴染みの白金から、RKUカラーへ。
新たな一歩を踏み出した流通経済大学ラグビー部が、23回目の大学選手権へと挑む。