「このままじゃ部員に顔向けできない」早稲田が13分間で5トライの猛反撃も、明治が跳ね返し早明戦通算42勝目|明治×早稲田|関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ

明治大学

初めて立った国立の舞台。緊張した。

それでも「今まで練習してきた自信があった」と話すのは、前半のプレイスキッカーを務めたCTB平翔太選手。

7点を沈めた。

しかし前半終了間際に上半身を負傷し、入替を余儀なくされる。ハーフタイムには他の14人よりも少しだけ遅く、ピッチを後にした。

グラウンドの入り口では廣瀬雄也キャプテンが選手を迎え入れていたが、平選手を見つけると少し近寄り、肩を組みながらともにロッカーへと戻った。

「大丈夫か?」

声を掛けた廣瀬キャプテン。

怪我のため最後の早明戦に出場できなかった廣瀬キャプテンの12番、を託された平選手。

プレッシャーはあったが「自分は元々12番。自分の強みを発揮するだけ」と大舞台に立った。

「大学選手権では、しっかりノミネートして相手のアタックをさせない、という所が鍵になると思う。ディフェンスを強化していきたい」と誓った。

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「国立は小さな頃からの憧れの舞台。試合に出られたことが有難い」と話したのは、チームで唯一、1年生ながら出場を果たした11番・海老澤琥珀選手。

1回目の国立で、初トライ。1並びの快挙をみせた。

試合前には、1年生たちが応援のビデオメッセージを送ってくれた。

「それが本当に嬉しかったです。」

励みになりました、と喜んだ。

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今日の自己評価は60点。後半許したトライラッシュが大きな減点要素となった。

「バックスリーの仕事もあった。もっとコミュニケーションを取っていきたいと思います。」

自身の強みはラン。「ひたすら走り回って、顔を出しまくることが僕の強み。そこを伸ばしていきます。」

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