【注目ルーキーズ2024】関東大学ラグビー対抗戦A&リーグ戦1部

関東大学ラグビー、秋シーズンが幕を上げた。

並み居る上級生たちとのポジション争いに勝ち、出場機会を掴む猛者はどれほど現れるだろうか。

注目のルーキーたちを、関東大学対抗戦Aグループ、リーグ戦1部からそれぞれピックアップする。

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帝京大学

福田大和/FL

高校2年・3年の半年ずつをニュージーランドのオークランドで過ごした。

高校3年次にはセントピーターズカレッジのファーストフィフティーンに名を連ね続けると同時に、中部大春日丘高校でも主将を務め上げる。

コミュニケーション力の高いその姿に、中部大春日丘高校の宮地真監督は「こんな選手、2度と現れないから良く学んでおくように」と後輩たちへ伝えていたほど。

フィジカルとスキルは世代随一。高校日本代表。

求められたのはファイトする気持ち。エディー・ジョーンズHCが視察する中、高校日本代表セレクションマッチが行われる

佐藤楓斗/CTB

尾道高校出身。3年生の時にはキャプテン職を担った。

高校日本代表としても13番で2試合に先発。

春季大会では4試合で先発出場し、帝京大学でのラグビー経験を積んだ上で初めての秋シーズンを迎える。

ノーシード流経大柏、Bシード尾道を破る「やっている僕たちも面白いラグビーを」|尾道 21-32 流経大柏|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

坪根章晃/LO

東福岡高校出身、高校日本代表。

U19イタリア代表との試合では2試合とも先発を務めた。

帝京大学に入学後は、春季大会で早くも3試合に先発。

並み居る強フィジカルな先輩ロック陣に、秋も割り込めるか。

連覇への挑戦権を有する、ただ一つのチーム|東福岡|いざ、花園へ 2023

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明治大学

萩井耀司/SO

桐蔭学園高校出身、高校日本代表。

ヘッドキャップは、高校時代に先輩から譲り受けた他校のものが「頭にフィットする」と愛用中。

日本一を達成した桐蔭学園のヘッドキャップは、3年間の思い出とともに大切に保管しているそうだ。

明治大学入学後、最初の大会となった東日本セブンズでは補欠メンバーとしてチームのサポートについた。それが「悔しかった」と、春シーズンの原動力に。

春季大会ではなんと、4試合で紫紺の10番を背負った。パス捌きが最大の武器。

楽しいラグビーで日本一を。|桐蔭学園|いざ、花園へ 2023

『15 ALIVE』を掲げる明治、2人のルーキーが活躍。法政は『超戦』の日々へ|明治×法政|第13回関東大学ラグビー春季交流大会

白井瑛人/CTB

桐蔭学園高校出身、高校日本代表。

飛び級で今年のU20日本代表に入った、唯一のバックス選手。

最終・U20ウルグアイ戦では先発出場し、フル出場。勝利に大きく貢献した。

強気なボールキャリーが持ち味。

終わりと、はじまり「ラストトライが今シーズンの集大成」U20日本代表、来季はアジア予選からのスタートへ

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早稲田大学

城央祐/FL

昨季の花園優勝キャプテンであり、高校日本代表キャプテン。

接点の強さと判断力に定評がある。

高校時代はNo.8、早稲田大学入学後はフランカーを務めることも多い。

ブレない気持ちの高位安定が強み。

第49期高校日本代表、イタリアへ向け出発「全国1万6千人の高校生ラガーマンの意志を背負い、誇りをもってイタリアに全勝を」

服部亮太/SO

高校2年から佐賀工業の10番を務め、最上級生の時には花園ベスト4。

高校日本代表としてU19イタリア代表と対戦時には、フルバックについた。

そのイタリア遠征で負傷し、この春はリハビリが続いたが、夏の菅平合宿で実践復帰。Cチームからスタートし、秋は間違いなくAチームに絡む選手。

求められたのはファイトする気持ち。エディー・ジョーンズHCが視察する中、高校日本代表セレクションマッチが行われる

植木太一/FB

関東学院六浦高校を2022年3月に卒業すると、2年の浪人生活を送った。

モチベーションは、ただ一つ。

「ワセダでラグビーがしたい」

今年の新人早明戦では、2年のブランクがあったとは思えないキレを何度も見せ、夏合宿ではAチームに絡んだ。

快足と体の強さを武器に、対抗戦初出場なるか。

2浪に柔道部出身、NZ帰りまで。多様な人材を擁する早稲田が、2年ぶりに新人早明戦を制す|新人早稲田×新人明治

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筑波大学

茨木海斗/PR

東福岡高校出身。2年生の頃から全国大会の舞台に立った、パワフルなプロップ。

兄は同大学3年生の茨木颯。

春季大会では3試合で3番をつけ、早速頭角を現した。

華麗な身のこなしと無邪気な笑顔が魅力。スローガンの「よっしゃあ」が最近の口ぐせ。

『日本一』を徹し続けた桐蔭学園。「もうあんな思いはしたくない」前年度県大会敗退から掴んだ全国優勝。東福岡、最後に彩るは「モスグリーン色」|桐蔭学園 8-5 東福岡|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

中森真翔/LO・No.8

桐蔭学園高校出身、高校日本代表。

エッジに強く、また走力も申し分ない。

花園ではロックが主戦場だったが、大学入学後はNo.8での出場経験も有する。

桐蔭学園3冠ならず。15人制でのリベンジを誓い、迎える「チャレンジの夏」|第10回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会

井上達木/SH・SO

佐賀工業高校出身、高校日本代表。正確なキック力が持ち味。

スクラムハーフ、スタンドオフ、フルバックをこなすユーティリティプレイヤー。

どのポジションでAチームに絡むかが要注目。

「自分たちは東福岡の代表」2年連続決勝進出。佐賀工業は無念の涙「佐賀でラグビーをさせてくれて本当にありがとう」|佐賀工業 28-50 東福岡|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

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慶應義塾大学

小野澤謙真/FB

静岡聖光学院高校出身、高校日本代表。

エディー・ジョーンズ日本代表HCが推進する、ジャパン・トレーニング・スコッドのメンバーの1人。

今夏、日本代表の菅平合宿にも召集された期待の若手プレイヤー。

求められたのはファイトする気持ち。エディー・ジョーンズHCが視察する中、高校日本代表セレクションマッチが行われる

中野誠章/FL

桐蔭学園高校でバイスキャプテンを務めた中野選手。

高校時代はロックだったが、慶應義塾大学での主戦場はフランカー。

プレーも気持ちも強い。

僕たちは、60分間徹します|桐蔭学園高校ラグビー部

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立教大学

村上有志/CTB・WTB

東福岡高校出身。

体幹の強さと足の速さでグラウンドを駆け回る。

高校時代はセンターでの出場が続いたが、立教大学入学後の公式戦では全てウイングを務める。

「自分たちは東福岡の代表」2年連続決勝進出。佐賀工業は無念の涙「佐賀でラグビーをさせてくれて本当にありがとう」|佐賀工業 28-50 東福岡|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

高尾将太/LO

埼玉県・川越東高校出身。同校史上初となる埼玉県4冠を達成したキャプテン。

安定したプレーが何よりもの魅力。

高校時代はフランカー、立教大学ではロックが主戦場に。

見本なき道|川越東|いざ、花園へ 2023

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青山学院大学

松崎天晴/FL

東福岡高校出身、高校日本代表。

Mr.ジャッカラーで、元気印。

松崎選手の声がバロメーター。

準決勝直前に流した涙。いざ、彩の60分へ|東福岡高校ラグビー部

日本体育大学

中川内優太/No.8

佐賀工業高校出身。

U17九州ブロック代表を有するNo.8。

春季大会では成蹊大学戦で公式戦デビューを飾った。

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