ジャパンラグビートップリーグ2021 ファーストステージ観戦ナビ

いよいよ今週末に幕を開けるジャパンラグビートップリーグ2021。

昨シーズン途中での中止から丸1年。

ファンの方々は、首をながーくして待っていたのではないでしょうか。

来年から新リーグに移行するため、これが最後のトップリーグ。

果たして、最後に王座を手にするのはどのチームだ。

2ステージに分かれて戦うラストイヤー、まずはファーストステージを更に楽しむための観戦ナビをお届けします。

とりあえずこれだけ覚えよう!

いろいろごちゃごちゃ言ってもわからない!

とりあえずこれだけ覚えておけば、この先3ヵ月間をより楽しく過ごすことができるはず!という3つをお伝えします。

※詳しく知りたい方は、トップリーグのホームページをご確認ください

①各カンファレンスの順位が大事!

トップリーグには全部で16チームありますが、これを8チームずつ2つの組に分けます。この分けた「組」のことを「カンファレンス」と呼びます。

それぞれのカンファレンス(レッド、ホワイト)ごとに総当たりとなるファーストステージでは、1位~8位までの順位を決めます。なので、勝敗はもちろん「いかに多くの勝ち点を毎試合獲得できるか」が後の最終順位に関わってくるのです。

勝ったら勝ち点4、負けたら0。引き分けだと勝ち点2が与えられます。

またボーナスポイントとして、2つの特別ルールが儲けられています。

①7点差以内での負けは、勝ち点1
(例:Aチーム33点、Bチーム30点の場合、Bチームに勝ち点1が与えられる)

②トライ数が3トライ差以上ついた場合には、より多くのトライを奪ったチームに勝ち点1
(例:トライ数がAチーム6、Bチーム1の場合、Aチームに勝ち点1が与えられる)

なので、たとえ負ける雰囲気が漂ったとしても「7点差以内」の負けを目指すこと

トライ数に差がつきはじめたら「3トライ差以上」のトライを奪うようアタックをし続けること

この2つを頭において、贔屓チームを応援しましょう。

②世界各国のワールドカップ戦士がゴロゴロ!

今年のトップリーグには、過去一番と言っていいほどたくさんの外国人キャップホルダー(各国代表)がいます。

2019年のワールドカップで大活躍したあの有名選手だって、今年はトップリーグでプレーするのです。

例えば、優勝した南アフリカからはマカゾレ・マピンピ選手(NTTドコモ)やフランコ・モスタート選手(Honda)が。

オールブラックスの愛称で親しまれているニュージーランドからは、ボーデン・バレット選手(サントリー)やキアラン・リード選手(トヨタ)など、早々たる面々が来日中です。

2019年、心躍ったワールドカップ戦士たちにもぜひ、注目してください。

※トップリーグ2021選手名鑑はこちらから

③激戦必至の新人賞争い

ラストシーズンの今年、最もタフな新人賞争いが行われます。

というのも、対象が「2019年4月以降に入団した選手」と、2シーズン3学年に渡るのです。

これは、昨シーズン途中でリーグが中止となったため。昨年対象だったはずの選手たちが、今シーズンにスライドしてカウントされるのです。

2019年4月に入団したパナソニック ワイルドナイツの竹山晃暉選手の代や、2020年4月から加わっているサントリーサンゴリアス・齋藤直人選手の学年。そこに、2021年4月に入団を予定している新人選手を加えた総勢3学年にて、最後にして最強の新人賞争いが繰り広げられることになりました。

これまでに東芝のリーチマイケル選手やパナソニック ワイルドナイツの稲垣啓太選手などが受賞している、日本代表への登竜門とも呼ぶべき新人賞。

ファーストステージ・全7試合での活躍から選出される新人賞の行方を予想しながら観戦するのも、楽しいはず。

※トップリーグ2021選手名鑑はこちらから

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