見ている人の心を動かすラグビーを|女子セブンズ日本代表<ドバイ遠征振り返り>

オリンピックに向けて

ーーオリンピック開幕まで残り99日です。強化するポイントなど変えることはあるのでしょうか
ハレ:
当初のアプローチから大きく変えることはありません。強度を上げ、より本番に近い形でプレッシャーを与えていきます。

ドバイでは試合中、チームに勢いがついてアンストッパブルな状態を何回も作れました。今後はそれを一連のプレーとしてまとめ、結果に繋げられる様にすることが大事だと思います。

ーー選手選考、強化策について
ハレ:
国際大会に出てレベルの高い相手と実践を積めればいいですが、帰国後2週間の隔離というリスクもあります。もちろん国内に留まったら、強豪国との実践が出来ないというリスクがあります。時々の状況でどちらを優先すべきか判断しながら、みんなで決めていきたいと思います。

選手選考については、段階的に人数を絞っていく予定です。

ーーオリンピックに向けて伸ばしていきたい所、ここだけは譲れない、というポイントを教えてください
山中:
個人では仕事量、ハードワークするところです。低く早くジャッカルに行くところは伸ばしていきたいと思います。チームとしては、組織で勝てるように組織力の強化です。

またオリンピックに対する様々な報道は日々ありますが、仲間と一緒だからこそ乗り越えられていると感じています。チームとして、やるべきことに集中するのみです。

平野:
エキサイティングラグビーをチームとしても個人としても取り組んでいます。応援してくれている人に、見て楽しいと思ってもらえること。単純にラグビーが上手いというだけではなく、見ている人の心が動かせるラグビーをしたいです。泥臭く、ひとつひとつの重みは大事にしていかなきゃいけない部分だと思う。

ドバイでの2大会で、自分たちも戦えるんじゃないか、とレビューで出ました。自分たちがやっていることが強豪国に通用する手応えは感じています。

 

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