試合概要
第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 決勝
【対戦カード】
帝京大学×明治大学
【日時】
2024年1月13日(土)15:10キックオフ
【場所】
国立競技場
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試合結果
帝京:赤ジャージー、明治:紫紺ジャージー
帝京大学 34 – 15 明治大学
先制は帝京。11番・高本とむ選手が左サイドを駆け抜ける。
「センターラインでボールを手にしたら、蹴らずにキャリーしよう」と考えていたという高本選手。
「この4年間、そして1年間で積み上げてきたものを思い出してやるだけ」と前半3分に先制トライを奪った。
しかしこの日の敵は、相手チームだけではなかった。
キックオフと同時に振り出した雨は雹へとかわり、そして雷鳴がとどろく。
前半22分、雷の影響により55分間の中断を余儀なくされた。
試合再開は、16時40分。雷が落ち着くと、今度は雪が舞った。
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試合が再開された直後に勢いを掴んだのは、帝京だった。
ラインアウトモールから2番・江良颯キャプテンが追加トライを決める。
14-0とビハインドになった明治、反撃は前半最後の5分間に訪れた。
35分、13番・秋濱悠太選手のトライに、39分、11番・海老澤琥珀選手のトライ。
2点差まで追い詰め、14-12と帝京リードで前半を折り返した。
後半は、帝京が15番・山口泰輝選手のペナルティゴールで3点を刻んだ。
明治も12番・廣瀬雄也キャプテンが1つのPGを沈めたが、とどめを刺す2トライを重ねたのは帝京。
最終スコア、34-15。
帝京大学が、3大会連続12度目の優勝を飾った。