筑波大v明治大【関東大学対抗戦Aグループ 第3週】

試合展開

筑波:水色、明治:紺白

前半

明治は今シーズン初めての有観客試合。一方の筑波は開幕戦が秩父宮だったため、3500人以上での「withコロナスタイル」な観客の雰囲気を一度経験している。

試合序盤は、その影響が表れたような展開が続いた。

 

先制したのは明治。

前半2分、敵陣5m付近でのペナルティに迷わずスクラムを選択し、ボールを持ちだしたNo.8のキャプテン・箸本龍雅選手が3年生のスクラムハーフ・飯沼蓮選手にパスするとそのままトライ。7点を決める。

対する筑波は、バックスリー全員がセブンズの年代別日本代表を経験している。快速で強力なバックス陣を最大限に活かしながら右に左にと展開することで、いつの間にかゴール前は筑波のほうが人数で勝っていた。

前半7分には、12番・岡﨑航大キャプテンから15番・松永貫汰選手へと繋ぎ、最後は右サイドで余った7番がトライ。
前半29分の8番・中田都来選手によるトライも、同じように右端での数的優位から生まれたものだった。

明治を人数で上回る。その度に筑波ベンチから元気な声が聞こえた。10月4日の開幕以降、慶應・帝京と強豪校と戦ってきた筑波は、ある意味「目が慣れた」のだろう。ボールが行ったり来たりする中で、ピンチを決定的なピンチにしない力強さが光った。

しかしそこは2シーズン前の王者・明治。筑波にトライを決められた直後、目の覚めるようなラインブレイクから11番・石川貴大選手がトライを決める。「自分らのスタンダードでこっから!」トライをとってもなお、明治サイドから声が響く。

いまいち全体が上手く噛み合わない。そんな時は、明治らしくスクラムで気合いを入れるに限る。押す。ひたすら押す。9番が投入したボールを、掻き出さずともくっきり姿が見える程に押す。

前半インジャリータイムには、いったい何フェーズ重なったのだろうと思う程、明治がゴール前で体を当てた。8番で当て5番で当て、また8番に戻って次は2番。明治FWの真骨頂。筑波も真正面から立ち向かうが、最後はルーキーの10番・池戸将太郎選手が力強くラインブレイクし、左に展開したボールを14番・小島昴選手がグラウンディング。

筑波12点、明治19点の1トライ1ゴール差で前半を折り返す。


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