【2020年シーズン】記憶に残る1ページ<大学生篇>

記憶に残る写真

大学選手権準決勝後の明治大学の姿

天理大学の迫力に終始圧され、最後まで「らしさ」が出せずに負けてしまった明治大学。この写真は、試合終了後の1コマです。

観客に挨拶を終え、他の選手がロッカールームへ引き上げる中、11番の石田吉平選手は最後までピッチから出られずにいました。

自分のプレーに対する悔しさからの未練か、もう二度とこのメンバーで戦うことができないことへの名残惜しさか。

現実を受け止め切れるまでに時間がかかったことは間違いない、と思いました。

石田選手だけでなく、全力を尽くして戦った選手たちがピッチを去る際の少し寂しそうな姿は、何度見ても涙が出てきそうになります。

Selected and written by Sayaka Yoko (Photographer)

「ノータイムのスクラム選択」明治v天理【第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準決勝】

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