東京2020オリンピック|7人制ラグビー|プールC|中国 対 日本|7月29日(木)10:00キックオフ
中国とプールCの3位を懸けて挑んだこの試合。
アジア大会等でしのぎを削ってきたライバルは、東京オリンピックの場で大きな進化を遂げていた。
スポンサーリンク
強い体幹でパワフルに日本を圧倒したのは、中国だった。
個の強さに加え、タックルの精度、上がりの速さ、プレッシャーの掛け方。
チームとしての連携はもちろん、日本のラックサイドを突くという明確な戦術も持ち合わせていた。
中国の上りの早いディフェンスに苦しめられ、攻めていても後ろに下げられる時間が続くサクラセブンズ。ノックオンも誘われる。
日本は、キックでの陣地獲得を狙うしかなかった。
苦しい14分間。
それでも最後まで戦ったサクラセブンズ。
中国に独走を許しても、小出深冬選手が最後までスピードを緩めずチェイスし続け中央にトライさせなかったこと。
梶木真凜選手、大谷芽生選手のジャッカル。
何度もスプリントを繰り返し、ボールを取られてもタッチに押し出す粘り強さを持ち合わせていた原わか花選手。
試合終わってみれば、29-0。
5つのトライを許した。トライが、奪えなかった。
スポンサーリンク
日本はこれで、男子に続きプール戦は悔しい3戦全敗。
対した中国は、得失点差で準々決勝進出を決めた。
中国との力の差がここまで開いたことは、選手・関係者も、ファンもショックだろう。
短い時間ではあるが、選手たちには9-12位決定戦での1勝を目指し、気持ちを切り替え挑んで欲しい。
※1試合目のオーストラリア戦はこちらから
※2試合目のアメリカ戦はこちらから
※その他の試合結果やテレビ放送スケジュール等はこちらから