- 2022年3月29日
トーナメントの戦い方を熟知した東福岡、ベスト4へ進出。春日丘は「最低ライン」と位置付けたベスト8で1トライ|第23回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会 準々決勝 春日丘×東福岡
春日丘 前半18分。 10点を追いかける春日丘は、相手のペナルティーから陣地を進める。敵陣深くでのラインアウトからモールを形成し、崩れても崩れてもリモールにこだわって押し込み切った。 「今日は近場で、FWでリモールしてトライを狙うと決めていた」とは、 […]
春日丘 前半18分。 10点を追いかける春日丘は、相手のペナルティーから陣地を進める。敵陣深くでのラインアウトからモールを形成し、崩れても崩れてもリモールにこだわって押し込み切った。 「今日は近場で、FWでリモールしてトライを狙うと決めていた」とは、 […]
東海大大阪仰星高校が選抜で掲げた目標は、もちろん「優勝」。 だけれども、大事にしていたのはその過程にあった。 「まだこれから長いシーズンが続いていくので、自分たちの現在地をしっかりと知ること。そして自分たちがどこまで全国で通用するのか、ということを、 […]
「勝ちたかった」 白田誠明監督は、この試合の位置付けについて記者からいくつかの選択肢をもって問われると、選択肢にはなかった「勝ちたかった試合だった」と答えた。 「高校ラグビーをずっと引っ張って来られてる仰星さんなので、いつかそういったところ(東海大大 […]
『ディフェンスの東福岡』 アタックのイメージが強い東福岡にとって、聞き馴染みの薄い言葉かもしれない。 「結局、トーナメントを勝つにはこれしかない。今年は積極的にディフェンスしよう、って。そういう体を張れるメンバーが揃いました。(藤田雄一郎監督)」 自 […]
桐蔭学園 前半20分までスコアレス。 なかなか流れを掴み切れずにいると、グラウンドいっぱいに声が響いた。 「スクラムサンキューね!」 「やりたいこと、出来てるよ!」 声の主は、11番・白石颯選手。 身長168cmと小柄ながら、誰よりも大きな声で仲間に […]
1点ビハインドで迎えた後半。 後半4分のトライでまずは逆転をすると、相亮太監督は5番・中川功己キャプテンを呼び寄せ、落ち着いた声色で言葉を掛けた。 「お前に掛かってる。『俺についてこい』って見せる所だぞ。」 そして中川キャプテンが円陣に戻ると、「あい […]
「楽しもう!」 「笑顔だよ、笑顔!」 中国ブロック代表・石見智翠館高校は、今年も楽しい、明るいチームで春の熊谷にやってきた。 1回戦では、近畿ブロック代表・天理高校と60分間戦って同点。抽選の結果、2回戦で東福岡と戦う権利を逃した。 「絶対に勝って、 […]
ディフェンディングチャンピオン・東福岡高校。 「この山は勝つことが100点」と藤田雄一郎監督が言うように、1・2回戦から強豪校との戦いが続く。 初戦の相手は國學院久我山高校。 体重100㎏を超える選手も多い重量級チームを相手に、ペナルティーゴールで先 […]
試合後、夕日に染まる中、四国代表・城東高校ラグビー部(徳島県)は涙を流した。 登録メンバーは17名。 ラグビー部員14名、うち1名怪我で出場できず。 3名は、他部から「助っ人」としてグラウンドに入ってもらった。 年度が替わるこの時期、珍 […]
徳島県代表、徳島県立城東高等学校。 充分数えきれる人数のラグビー部員は、メンバー表25名の欄が全て埋まることはない。 徳島県はラグビースクール文化。とはいっても、県内のスクールだって全部で3つ。うち2つに通っていた選手たちは、声を掛け合い城東高校に進 […]