熊谷で愛される存在に
ーーもうすぐ熊谷に移転します。熊谷でやりたいことは?
酒井「僕たち、よく食事しながらミーティングをするんですよ。それを熊谷の飲食店とコラボレーションしながら撮影してワイルドナイツのYouTubeチャンネルで配信できたら、ファンの人たちに試合とは違う選手の一面を見せられるのではないでしょうか。」
谷「真面目な路線でいくと、熊谷での試合終了後にはどこか市内の飲食店に集まって、メンバーとファンのみなさんとで一緒に試合を見返す。反省会をファンのみなさんと一緒にできたら楽しいだろうなぁと思っています。
あとは、独身選手を集めた公開お見合い企画や街コンなんか開催できたら、斬新じゃないですか?」
酒井「こういう選手たちからのアイディアをヒントに、何かできたら面白いですね。」
熊谷市の方にも、ワイルドナイツにしてほしいことをぜひ言って欲しい。(谷)
ーー新しく建設されるクラブハウス、デザインを見た感想は?
谷「第一印象は『カッコイイ』です。自分たちの気持ちも高まりますし、素直に嬉しいですね。」
酒井「現在ワイルドナイツが使っているクラブハウスは、日本におけるクラブハウス文化の先駆けとして20年以上前に建設されました。しかしラグビースタイルの変化につれ、少し手狭になってきたことも事実です。熊谷にできる新しいクラブハウスは、ウエイトルームも広いですし全天候対応型の練習場もあります。普段の練習見学にお越しになるファンの皆様用の駐車場の心配も、かなり緩和されます。頑張ったら頑張った分だけお客さんが増える、成果が目に見えるという点で、チーム全体のモチベーションがアップするのではと思っています。」
ーー熊谷で目指すチーム像を教えてください。
酒井「皆様に親しまれ、愛されるチームになりたいですね。熊谷や太田、大泉など近隣にお住まいの方々に誇りに思ってもらえるような、埼玉・群馬の誇りとして愛し続けてもらえる存在が目標です。」
谷「僕は、熊谷のヒーローになりたいと思っているんです。ヒーローは誰からも愛されるじゃないですか。悪いこともしないし、困ったときには助けてくれる。街の象徴となるようなヒーローになりたいですね。ヒーローは絶対負けないので。」
FW/BKに分かれての体力テスト。BK組から一番声援を受けていたのが谷選手。